Microsoftは、「Windows 8」に搭載した自社開発の基幹アプリケーションのほとんどをアップデートする準備を整えているようだ。
3月の初めに、筆者はMicrosoftが3月中に「メール」や「Xbox Music」などすべてをアップデートする見込みだという記事を掲載した。
米国時間3月22日には、Windows SuperSiteの編集者であるPaul Thurrott氏がWindows 8への「インストールの準備ができた」多くのアップデートを発見した。以下のアプリケーションだ。
最初の情報提供者の話では、これらのアプリケーションは「Windows RT」でもアップデートされて3月中には使えるようになるということだった。筆者も自分の「Surface RT」でアップデートに関する情報を探してみたが、これまでのところは見つかっていない。
最新情報:これと同じアップデートセットがWindows RTにも適用されるようだ。Brad Pelletier氏(Twitter ID「@bardo77n」)が、自分のSurface RTで撮ったスクリーンショットを送ってくれた。
これらのメジャーアップデートが公開される可能性および時期について、23日にもう1度Microsoftのコメントを求めたが、改めて「ノーコメント」という回答を得た。
Microsoftは、Windows 8とWindows RTに搭載されている自社開発アプリケーションには改善の余地があることをWindowsチームも認識していると公式に認めていた。多くのユーザーは、中でもMailアプリケーションと「Music」アプリケーションに失望し、十分な機能を備えた洗練された製品というよりベータ版のようだと主張してきた。無償のアプリケーションだとしても、Windows 8およびWindows RTユーザーの多くは、Windowsチームが開発したこれらのアプリケーションがあまり良くないと感じている(一方、Bingを担当するAppExチームが開発したWindows 8およびWindows RT向けアプリケーションはかなり充実していて使い物になる)。
Microsoftは、2013年の夏後半にWindows 8およびWindows RTで次期アップデート「Blue」を実施する際、すべての基幹アプリケーションを対象とするメジャーアップデートセットを改めて提供すると見られる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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