知的財産高等裁判所は3月15日、アプリケーションのダウンロードに関する特許をめぐってサムスンがアップルのiPhoneやiPadの販売差し止めを求めていた件で、サムスンの申し立てを棄却した。
対象になったのは、アップルのスマートフォン「iPhone 4」「iPhone 4S」。サムスンが主張する特許は、アプリケーションのダウンロードに関するもの(発明の名称:携帯電話機、特許番号3781731)で、サムスンが日立国際電気から譲り受け2011年10月14日に移転登録したという。
具体的には、App Storeの画面構成と遷移をめぐるもので、サムスンが持つ特許の技術的範囲に属すものは認められないとした。この特許をめぐっては、2012年9月14日に東京地方裁判所がサムスンの申し立てを棄却しており、知的財産高等裁判所はそれを支持した形だ。
特許については、特許・実用新案公報DBから検索できる。
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