スペイン・バルセロナ発--ソニーモバイルコミュニケーションズは、モバイルネットワーク事業者Telefonicaとの提携強化により、Mozillaの新しい「Firefox OS」への対応を進めるとともに、同OSを搭載した携帯電話を2014年に発売することを目指している。
バルセロナで開催中のMobile World Congressで現地時間2月25日に発表された声明の中で、ソニーモバイルのプロダクトビジネスグループを率いる石田佳久氏は次のように述べた。「当社のエンジニアは現在、大きなポテンシャルを示す発展中の技術である『Firefox OS Mobile』とHTML5を使った開発に取り組んでいる。加えて、当社は引き続き、Telefonicaをはじめとする通信事業パートナー各社と開発プロジェクトで協力し、2014年に製品の市場投入を目指す」
MozillaによるブラウザベースのOSが成功するには、ハードウェア業界との提携が重要だ。ZTE、Alcatel、スペインの新興企業Geeksphoneはすでに、Firefox OSを搭載した携帯電話の初期モデルを披露した。またLG電子とHuawei Technologies(ファーウェイ)も、Firefox OS搭載モデルの出荷を約束している。ただし、意外ではないが、サムスンはFirefox OSに無関心だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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