ゲームでサイト集客目指す「アドバタイジングゲーム」--ネットマイルがCCCに導入

岩本有平 (編集部)2013年02月20日 15時00分
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 カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は2月20日、ポイントプログラムを運営するネットマイルと提携し、ショッピングモール「Tモール」上で、ゲーム「Tポイントすごろく」を開始した。

 Tポイントすごろくは、1日2回サイコロを振り、ゴールをするとTポイントが付与されるすごろくゲーム。スマートフォンからアクセスすれば別途1日1回サイコロを振ることができる。

 サービスは、ネットマイルが手掛けるアドバタイジングゲームサービス「Game Factory」を採用する。Game Factoryは、ネットマイルがクライアントのサイトに対してゲームの提供および運営、サポートをするというもの。

  • スマートフォン版ゲームのイメージ

 クライアントごとのカスタマイズに対応し、広告をクリックしたユーザーにゲームアイテムを発行する、サイトでの商品購入者に期間限定でレアアイテムをプレゼントする、といった要素を盛り込むことができる。初期導入費用は70万円。ゲーム内でのアフィリエイト売上はレベニューシェアする。現在はすごろくゲームのみを提供するが、今後は外部の開発会社などからもゲームを広く集めるという。

 2012年11月にPC向けサービスを発表したが、CCCへの導入にあわせてスマートフォン版のサービスも開始する。ネットマイル代表取締役の畑野仁一氏は「ポイントサービスを手掛けるメディアは、実はPC中心のものがほとんど。しかし今後、トレンドがスマートフォンに移るのは明らか。だが現時点ではユーザーが移行するきっかけがない」と説明。同社が提供するすごろくは、1週間で成績がリセットされるため、「『早くゴールしたい』と思えばPCとスマートフォンから1回でも多くサイコロを振る。こういったアクションから、スマートフォンでのアクセスを習慣づける」(畑野氏)と説明する。

 一方のCCCは、サイトへのゲームの導入で、Tモールの新規ユーザー拡大および認知率の向上を目指す。

 Tポイントの会員は現在4200万人。しかし一方でTモールの認知度はまだ全体の30%。さらにTモールのスマートフォンユーザーはそのうちの10%程度と少ない。1日にサイコロを振る回数が制限されているすごろくゲームを導入することで、毎日サイトに来訪するための動機付けを図る。サービス開始から1カ月でゲーム利用者10万人、新規ユーザー率20%を目指す。

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