複数の情報筋によると、MicrosoftのWindowsチームは、「Windows 8」にとって初の本格的アップデートとなる「Windows Blue」の最初のマイルストーンビルド(M1ビルド)を完成させたという。
情報筋の1人によると、M1ビルドはWindows Blue開発スケジュールのちょうど中間地点に相当するという。また、匿名を条件に語った同情報筋は、Windows Blueの最終マイルストーンとなるビルドはM2になると述べている。
Windows Blueが、早いスケジュールで予定されている最初のWindowsアップデートリリースであることを考えると、次に何が来るのかを予想するのは難しい。MicrosoftはWindows Blueの開発者向けプレビューを提供するのだろうか?また、コンシューマー向けプレビューはどうだろうか?あるいは、内部のマイルストーンビルドの次は、いきなり最終的なアップデートとなる(2013年8月という先に流出したリリース日をWindowsチームが厳守しようとしているのであれば、筆者はこの可能性が高いと考えている)のだろうか?
1つ目のマイルストーンに到達したという話は、M1が完成したとされる日の翌日である米国時間2月19日にWindows Blueだとされるスクリーンショットがウェブ上に流出したために、信頼性が増している。
スクリーンショットを(Winaero.comを通じて)流出させたWZorチームの1人によると、Windows Blueは「Windows 6.3」に基づいているとうわさされているという。筆者に近い情報筋も、この情報は正しいと述べている。バージョンが6.3となるのは、Windows 7がバージョン6.1だったのと同じ理屈である。こういったバージョン番号は、アプリが新しいWindowsリリース上で稼働していることを認識するために、新プラットフォームに対して照会した際に応答されるものである。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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