Facebookは、新規株式公開(IPO)の混乱に不満を持つ株主から多数の訴訟を受けているが、同社にとって状況が好転してきた可能性がある。
The Wall Street Journalによると、米連邦地方裁判所のRobert Sweet判事は米国時間2月13日、Facebookに有利となる判決を下し、一連の訴訟を棄却したという。
ソーシャルネットワーク大手のFacebookは、2012年5月に160億ドルでIPOを実施した直後から、この大掛かりな訴訟に巻き込まれていった。同社の株式はNasdaqで1株あたり38ドルで公開されたが、株価は取引開始直後に少しだけ上昇したものの、その後は下げに転じて何週間にもわたって急落を続けた。本訴訟の原告は、その多くが投資家であるが、FacebookはIPOを間近に控えた重要な時期に、同社の売り上げ見通しについて「深刻で明白な減少」が予測されることを公開しなかったと主張していた。
The Wall Street Journalによると、Sweet判事は13日、4件の株主訴訟においてFacebookは売上予測を公表する義務はなかったと判断したという。同社はすでに、モバイル事業に対する障害について「明確で詳細な警告を行っていた」と判事は述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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