米国時間2月12日はMicrosoftの月例パッチ公開日だ。同社は12日に数多くのセキュリティ更新を公開しているが、セキュリティ更新以外の「Windows RT」および「Windows 8」向けアップデートもいくつかある。
Microsoftの広報担当者は、以前に発表したように、2月の累積アップデートには「Surface」におけるWi-Fiの信頼性および接続性の改善を目的とする修正も含まれることを認めた。
Microsoftはまた、「Windows Store」からアプリをダウンロードする際の不具合についても、修正パッチを提供した。「Surface RT」やWindows RTを使用する多くのユーザーから、数週間前にフィードバックされていた件だ。この不具合が原因で、デバイスが自動更新機能により新しい「Windows Update」をダウンロードしている時に、Windows RTシステムが「Connected Standby」モードに入る状態になっていた。その結果ユーザーは、Windows Storeのアプリや関連するアップデートを入手できなくなっていた。この問題とアップデートについては、Microsoftサポートサイトの技術情報2808380に詳述されている。
12日公開のWindows RT(および「Windows 8」)向け修正パッチ群のうち、もう1つのアップデートは、「Windows」「Volume」「Power」の各ボタンのパフォーマンスを高めるドライバアップデートだ。これらのパッチのうち1件は、Windowsキーや「Home」ボタンを押すと、Windows 8搭載機器がスリープ状態から確実に復帰するよう修正するものだ(筆者も貸与された「Surface Pro」でこの問題があり、使用したい時は毎回再起動しなくてはならなかった)。
セキュリティ更新以外のWindows RTやWindows 8向けアップデートには、Bluetoothオーディオ再生の品質と、Windows Media Centerのビデオを「Xbox」本体にストリームする時の再生の改善が含まれる。一部ユーザーが遭遇していた、MicrosoftアカウントをWindows 8搭載機器に接続すると冗長なセキュリティ確認のメッセージが表示される問題にも、修正パッチが提供される。
新しい言語パック群も12日にリリースされた更新セットに含まれており、スロバキア語、ブルガリア語、スロベニア語、クロアチア語、エストニア語、セルビア語(ラテン文字)、セルビア語(キリル文字)、カザフ語、リトアニア語をサポートする。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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