Microsoftの「Surface Pro」は発売されてから数時間で、同社の米国向けオンラインストアで一時、両モデルとも売り切れの状態となった。
MicrosoftStore.comでは、同タブレットの128Gバイト版と64Gバイト版が一時いずれも在庫切れの状態となった(本稿掲載時点では128Gバイト版のみ在庫切れとなっている)。Microsoftのカナダ向けオンラインストアでは、本記事掲載時点でいずれのバージョンもまだ在庫が残っている。なお、同製品は米国のさまざまな実店舗でも販売されている。
実際に販売されたSurface Proの台数は明らかにされていない。Microsoftの担当者は米CNETの問い合わせに対し「ノーコメント」とした。市場調査会社IHS iSuppliが1月下旬に米CNETに語ったところによると、先行して発売された「Surface RT」の初期出荷台数は約125万台であったものの、発売から2カ月間の販売台数はおよそ68万~75万台にとどまったという。IHS iSuppliは130万台が販売されると予想していたものの、実販売台数は意外な数字ではないと述べている。一方、返品率は高くなっている。その理由には、タッチ操作が主体の新OS「Windows 8」の習得に時間がかかることもあるだろう。
IHS iSuppliは、Surface RTよりも性能の高いSurface Proの販売が好調な理由として、企業の採用機運が高まっている点を挙げている。Surface ProはSurface RTとは異なり、主流となっているIntel製のプロセッサ上でフルバージョンのWindows 8が稼働し、本格的なWindowsアプリケーションを実行させることができる(また、そういったアプリケーションの旧バージョンとの後方互換性も備えている)。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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