GREEの未成年の課金上限利用問題、2月末に解消の見込み

 グリーは2月8日、同社のSNS「GREE」で発生した、未成年ユーザーが利用上限額を超えて利用できる障害について、2月28日に解消する見込みであると発表した。影響があった未成年のユーザーに対しては順次、超過金を返還していく。

 この障害は、未成年ユーザーの一部で、未成年の保護を目的に設定されている上限額を超えて利用できる障害が発生し、その情報開示と超過金の返還対応が遅延しているというもの。

 障害発生中の2012年4月1日~2013年1月31日、GREEプリペイドカードを除くすべての決済手段で、利用金額の上限である15歳以下月間5000円まで、16歳以上19歳以下月間1万円までの制限を超えて決済された未成年ユーザーが対象となっている。対象ユーザーは5624人で、障害による上限超過金額は4954万1410円であるという。

 システム上の不具合は、楽天Edyによる決済が2012年8月21日、クレジットカードによる決済が2012年9月7日、他社決済システムとの接続が2013年1月18日に解消。GREE月額コースにおける不具合は、この2月28日に解消する見込みとしている。

 影響があったユーザーには個別にメールで対応し、手続きをした後で順次、超過金を返還していく。2月7日時点で、149人に総額268万6675円の返還を完了しているという。

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