「SkyDrive」リンクを介して共有の「Microsoft Office」文書にアクセスする必要のあるユーザーは、このプロセスが少しだけ使いやすくなったことに気づくだろう。
Microsoftの「Office Web Apps」または新しい「Office」を使用すれば、オンラインで保存したあらゆる文書のURLを作成することができる。ユーザーはその後、自分のファイルを表示または編集する必要がある他のユーザーに対して、その文書のURLを電子メールで送信することが可能だ。これまで、このプロセスにおいて、ユーザーが作成した文書を他のユーザーが修正できるようにするには、共同制作者がMicrosoftアカウントでサインインする必要があった。今回、そうした制約が解消された。
作成した文書のURLを受け取ったユーザーは、そのURLをクリックすればOffice Web Apps内でそのファイルを表示することができる。そこからは、そのウェブアプリ内でリンクをクリックするだけで、ブラウザ内でファイルを編集することができる。該当するファイルは、ログインアカウントの入力を必要とせずに関連するOffice Web App内で開くことができ、共同制作者は、そこで文書の編集と保存が可能だ。
米国時間2月8日に公開されたMicrosoftのブログでは、いくつかのスクリーンショットを使ってこのプロセスについて説明している。
Microsoftはこの数カ月間、「SkyDrive」の強化に懸命になっている。同社は2012年11月のアップデートにおいて、SkyDriveに保存されたフォルダの選択同期機能を追加しており、同じころ、「Windows Phone 8」版SkyDriveアプリをリリースしている。
さらに12月には、「Xbox 360」向けにSkyDriveアプリの提供を開始した。2013年1月の機能強化では、SkyDriveファイルをドラッグアンドドロップで移動できるようにした。
今回、新しいOfficeと「Office 365」では、SkyDriveとの連携が強化されている。
Microsoftは同日付のブログ投稿において、SkyDriveが10億件を超えるOffice文書をまとめる拠点となり、新たな節目を迎えたことをアピールした。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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