Appleの「iTunes Store」からの楽曲ダウンロード数が、世界の総人口の3倍を公式に上回った。
Appleが米国時間2月6日に発表したところによると、これまでにiTunes Storeからダウンロードされた楽曲の数が250億曲を突破したという。
「Napster」や「Kazaa」「LimeWire」といった問題のあった初期のファイル共有ソフトウェアから音楽業界を救う存在だと目され、約10年前にサービスを開始したAppleの小さなデジタル音楽ストアは今や、2600万曲の品ぞろえを誇り(2年前には1200万曲だった)、119カ国でサービスを提供するまでに成長している。また、同ストアがこれまでにAppleに大きな売り上げをもたらしたことは言うまでもない。
競合するサービス、および、「Pandora」や「Spotify」といった楽曲の新たな消費形態に合わせたモデルが人気を集めつつあるものの、iTunes Storeから楽曲をダウンロードすることに対する大衆の熱気はほとんど衰えを見せていないようである。iTunes Storeの楽曲販売数が100億曲を突破するまでには7年近い歳月がかかったものの、それはわずか2年近く前のことでしかない。その後の24カ月間で、さらに150億曲がダウンロードされたことになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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