Twitterは米国時間2月5日、ソーシャルテレビ分析に特化した企業のBluefin Labsを買収したと述べた。
Business Insiderが最初に報じたこの買収により、Twitterは内部の情報を入手できるようになる。例えば、Super Bowlのどのコマーシャルがソーシャルカンバセーションを巻き起こしたのかなどの情報だ。Twitterはブランドやテレビネットワークと密接に連携して広告収入を増やそうとしており、この買収は同社がメディア企業としての側面を強化するのにも役立つ。
Twitterは5日、同社のブログ投稿で「Bluefinのデータ分析能力とソーシャルテレビの専門知識は、革新的な広告製品の開発や、Twitterとテレビが統合したわくわくするようなコンシューマー体験の創造に役立つとわれわれは確信している」と述べた。
Twitterは、Nielsenと共同で開始した「Nielsen Twitter TV Rating」の強化に、この買収が貢献すると付け加えた。顧客層の一部に重なりがあるため、Twitterは「Bluefinの既存の顧客契約は尊重するが、既存の契約を超えてまでBluefin製品スイートの販売を続けるつもりはない。われわれは製品開発や調査でNielsenおよびSocialGuideと密接に連携する予定で、Twitterとテレビが統合することの価値をブランドや代理店、ネットワークに十分理解してもらえるよう努力していく」と述べた。
一方BlueFinは、「ブランドや代理店、テレビネットワークがテレビ番組およびコマーシャルに関する視聴者のコメントを利用して、洞察力や売広告販売、メディア買収を強化する」方法について一流の分析を提供することで、この分野のリーダーになることを目指してきた。BlueFinは5日、同社のブログ投稿で「Nielsenやテレビネットワーク、広告主、代理店、他のテレビエコシステムと密接に連携し、ソーシャルテレビの未来を形作っていくことを楽しみにしている」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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