米国時間2月3日夜にSuper Bowlを観戦したあらゆる人が、素晴らしいゲームに加えて、プロスポーツ史上最もばつの悪い出来事の1つを目撃した。停電が発生し、30分間にわたって試合が中断したからだ。
最終的に優勝したBaltimore Ravens、そして、San Francisco 49ers、ニューオーリンズのSuperdomeに集まった数万人の観客とテレビで視聴していた莫大な数の人々が復旧を待つ中で、Oreoは非常に聡明で大胆なアイデアを思いつき、当夜の完全な勝者となった。
そのツイートには「停電だって?何も問題はない」と書かれており、Oreoと「暗くても(クッキーをコーヒーやミルクに浸す)ダンクはできる」という素晴らしいキャッチフレーズを掲載した、急ごしらえの画像広告が添付されていた。
そのツイートは大きな話題となり、本校執筆時点までに1万3734回リツイートされた。
それでは、Oreoは最小限の時間とわずかな費用で、どうやってそれほど素早く行動し、それほど多くの人に話題を提供することができたのだろうか。
その答えを得るため、米CNETもOreoにコメントを求めたが、スクープを手にしたのはBuzzFeedだった。その答えは、Oreoの代理店である360iが利かせた機転にあったようだ。
360iのプレジデントであるSarah Hofstetter氏はBuzzFeedに対し、「Oreoと360iは当社のオフィスに管制センターを設置していた。そして、停電が発生したとき、チームはそれを好機ととらえた。Oreoチームが現場にいたので、承認を得て、数分で公開するのは簡単なことだった」と述べた。
Oreoは「Cookie or Creme(クッキーがいいか、クリームがいいか)」と尋ねる通常のテレビコマーシャルを既に放送していた。しかし、停電が発生したときに、同社はソーシャルメディアも利用する準備ができていた。
「重要なのは、すべてが変わったとき、想定外の事態が発生したときに何が起きるかということだ」(Hofstetter氏)
鍵となったのは何か。Oreoの幹部陣が部屋に待機し、いつでも引き金を引ける状態にしていたことだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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