テレビ視聴率を調査する企業NielsenはTwitterと提携して、初めてのソーシャルメディアベースのテレビランキングを作成すると、両社が米国時間12月17日に発表した。
NielsenとTwitterは、マイクロブログサイトTwitterの1億4000万人のアクティブユーザーによるTwitterにおけるアクティビティに基づいてテレビ番組をランク付けする「Nielsen Twitter TV Rating」を作成する予定だ。プレスリリースによると、Twitterユーザーは2日半ごとに10億件のツイートを送信するという。マーケティング担当者らは、2013年秋に開始するテレビ番組からこのランキングを利用できるようになる予定だ。
Twitterのメディア担当バイスプレジデントを務めるChloe Sladden氏は同リリースの中で、Nielsenは「テレビ視聴体験の進化状況」に対応しようとしていると述べた。
「われわれのユーザーは、他の視聴者や番組出演タレントとやり取りしながらテレビを視聴するという共有体験を好む」とSladden氏は同リリースの中で述べた。「Twitterは現在、世界のデジタル井戸端となっており、そこではテレビに関する会話がリアルタイムに交わされている」(Sladden氏)
Nielsenのグローバルメディア製品および広告主ソリューション担当プレジデントを務めるSteve Hasker氏は同リリースの中で、これは「業界にとって大きな前進」となり、ライブ番組に添えて提供されるマルチメディアキャンペーンに関するより優れたフィードバックを広告主らに与える可能性があると述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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