GoogleとMozillaは、HTML5の「WebRTC」プロトコルの新たに開発された機能のデモを行った。その機能を利用すると、2つの異なるブラウザを使用するユーザー同士がサードパーティー製アプリを使わずに会話することが可能になる。
現在、「Chrome 25」ベータ版と「Firefox」の「Nightly」版のみで利用可能なこのWebRTCの新機能は、複数のグループの開発作業によってもたらされた。それらのグループには、World Wide Web Consortium(W3C)やInternet Engineering Task Force(IETF)のメンバー、さらにGoogleとMozillaのエンジニアが含まれる。
Chrome担当プロダクトマネージャーのSerge Lachapelle氏とFirefoxメディアプロダクト部門トップのMaire Reavy氏は共同でブログ記事を執筆し、WebRTCの要点は、「あらゆるユーザーデバイスがリアルタイムで通信し、音声と動画、およびデータを共有できる共通のプラットフォームを提供することだ」と述べた。両氏は、「これは、相互運用性とウェブ上での真の開かれたリアルタイムコミュニケーションというビジョンへの第一歩だ」と付け加えた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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