Oracleは米国時間2月4日、Acme Packetを17億ドルで買収することで合意したと発表した。
Acme PacketはIPネットワーク上で用いられる音声およびデータ製品とサービスを販売している。その顧客は通信事業者から大企業まで幅広く、世界の通信企業上位100社のうち89社が含まれるとOracleは述べている。
Acmeの買収は、Oracleの顧客がオールIPネットワークへ移行する上で役立つとみられる。Acmeが加わることで、Oracleは大企業のIPネットワーク配備をサポートする幅広い製品や技術を提供することが可能になる。
データと一緒に音声トラフィックを扱うために、オールIPネットワークを開始する企業が増えている。
「Acme PacketがOracleの優れた通信ポートフォリオに加わることで、サービスプロバイダや企業は通信、商取引、ヘルスケアの提供、家庭のセキュリティ、その他さまざまな物事のやり方を変える革新的ソリューションを提供することが可能になる」とOracleの社長Mark Hurd氏は声明の中で述べている。
買収はAcmeの取締役会ですでに承認されており、株主や規制当局の承認などを経て2013年上半期中に完了する見通しだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」