大手ソフトウェア企業によるソーシャル企業買収のブームが続いている。Oracleは米国時間7月10日、Social Markup Language(SML)と開発プラットフォームに注力するInvolverを買収することで合意したと発表した。
Oracleは声明の中で、Involverとの買収取引が2012年夏に完了する予定だと述べた。Oracleは6月5日にCollective Intellectを買収すると明らかにしたばかりだ。
2012年6月にはこのほかMicrosoftがYammerを、SalesforceがBuddy Mediaを買収するなど、ソーシャル企業の買収が続いている。これら大手企業の目的は、スイート製品にソーシャル資産を取り込むことだ。IDCによると、エンタープライズ向けソーシャルソフトウェア市場では、「IBM Connections」を提供するIBMがシェア1位だという。
Oracleによると、InvolverのSML技術は将来Oracleのソーシャルクラウドで利用され、TwitterやFacebookなどにまたがる各種キャンペーンの管理に使われる予定だという。
Oracleは、拡大するポートフォリオへの組み込みに向けて、現在はInvolverの製品ロードマップを吟味しているところだと述べた。
Oracleのソーシャルエンタープライズ計画に関しては、Involverの技術が複数のすき間を埋めていくことになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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