Oracleは、クラウドベースのマーケティングおよび売上管理技術を提供しているEloquaを8億7100万ドルで買収する。
この買収については、米国時間12月20日にOracleから発表された。同社が今後も、特定の業界を対象にしたクラウドベースのソフトウェアパッケージを開発するという戦略を採り続けていくことを示すものだ。
Oracleの開発担当エグゼクティブバイスプレジデントを務めるThomas Kurian氏は、次のように述べている。「現代のマーケティング業務は増収の原動力となっており、現在、企業にとって重要な投資分野だ。Eloquaの優れたマーケティングオートメーション用クラウドは、Oracleのマーケティングクラウドの中核となる」
Eloquaの取締役会は、今回の買収を全会一致で承認した。同社のプロフェッショナルサービス担当シニアバイスプレジデントを務めるKaren Pisha氏は、Oracleに買収されたPeopleSoftで9年間を過ごし、最高マーケティング責任者(CMO)を務めるHeidi Melin氏は以前、Oracleに買収されたTaleoで働いていた。
今回の買収は、2013年前半に完了する見込みで、具体的な金銭的条件は明らかにされていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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