カメラと写真映像の総合イベント「CP+」が、1月31日から2月3日まで開催されている。ここでは一眼レフカメラから、ミラーレス、コンパクトデジタルカメラまでを取りそろえたソニー、パナソニック、ペンタックスリコーイメージングから新製品レンズなどを多数用意したシグマ、タムロン、家庭用から大判タイプまでプリンタを展示したエプソンブースを紹介する。
一眼レフ、ミラーレスカメラの「α」、コンパクトデジカメ「Cyber-shot」、ビデオカメラ「HANDYCAM」と豊富なラインアップを持つソニーは、カメラ本体のほか、レンズ、アクセサリー、アプリまで含めたデジタルイメージング関連商品を一堂に展示した。ブース入り口には4Kテレビ「BRAVIA」を複数台並べ、高解像画質の魅力を余すところなくアピール。水中に展示された防水モデルの「DSC-TF1」、アクションカム「HDR-AS15」は自転車と組み合わせるなど、用途を明確に訴求した展示も目立った。
パナソニックブースでは、12月に発売されたばかりのミラーレス一眼「DMC-GH3」、発表されたばかりの新「LUMIX」などの最新実機を多数用意した。撮影体験コーナーは、ファッションショーのようなセットの上を色とりどりのドレスをまとったモデルが次々と登場してくる凝った作り。来場者を楽しませる仕掛けになったようだ。ブース奥の「Lens Bar」では、42.5mm/F1.2の単焦点レンズと、150mm/F2.8の望遠単焦点レンズの参考出品もあった。
ピンホールカメラのような撮影ができる「MOUNT CAP LENS」や新製品登場を予感させる歴代「GR DIGITAL」展示など、意欲的なブースを展開したペンタックスリコーイメージング。フィギュアとともに展示された「PENTAX Q10 エヴァンゲリオンモデル」や「Q10」の100色のカラーバリエーション展示など見た目も華やか。ユニークな形をした参考出品の360度カメラはその見た目や撮影画像の新鮮さから注目を集めていた。
シグマブースでは、望遠レンズの体験コーナーをブースの一角に展示。注目の「SIGMA DP3 Merrill」も多数実機が用意された。2月22日の発売が決定したSIGMA DP3 Merrillは注目度が高く、次々と来場者が手にとっていく人気ぶり。新世代Foveonセンサで撮影したモノクロのプリントも展示されている。レンズはミラーレスカメラ用の中望遠、標準、広角レンズなどを一堂に展示。材質にこだわって高級感を出したというレンズを間近で確認できる。
タムロンブースでは、新製品やレンズのカットモデルなどを多数展示。恒例のタムロンレンズクリーニングコーナーも設置されている。2012年は700本以上のレンズをクリーニングしたという人気コーナーだけに、今回もかなりの盛況が予想される。
一方エプソンブースでは、プリンタや液晶パネルなどを展示していた。プリンタはスマートフォンとの連携を打ち出したほか、過去モデルとのサイズ比較なども行われていた。普段あまり目にする機会が少ない大判プリンタのプリント風景なども見ることができる。
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