一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)は1月31日、カメラと写真映像の総合イベント「CP+」を開幕した。2月3日までパシフィコ横浜で行われる。料金は当日一般1000円で、ウェブにて事前登録をすると入場無料。開催時間は1月31日は12時〜17時、1日、2日は10時〜17時、最終日の3日は10時〜16時。
CP+は、横浜に開催地を移して4年目を迎える。前身である「日本カメラショー」から数えると50年以上の歴史を持つという。CIPA 代表理事会長の木村眞琴氏はイベントについて、「今では、アジアにおけるカメラ映像ショーとして大きなものの1つとして認められている」と説明する。2012年は、photokina、PMA@CESと比較し、カメラ・レンズ・プリンタの合計で51機種とCP+で最多の新製品発表があったとしており、今年も「世界最多のワールドプレミア」(新製品発表)が期待できるとした。
一般会場前にプレス向けに用意された「プレミアタイム」では、中国を中心にアジア系のプレスが目立っていた印象を受けた。中でもニコンのブースでは、展示の説明書きが日本語、英語、中国語で用意。国内に加え海外も意識した展示になっている。
出展社・団体は96で908小間。88社・団体で807小間だった2012年よりも増加している。事前登録者数も、昨年より5000人多いという。今回のCP+に合わせた製品発表が相次いでおり、多くの新製品を発売に先駆けて体験できる。
なお、横浜美術館では「ロバート・キャパ/ゲルダ・タロー 二人の写真家」展を開催しており、CP+とあわせ、写真文化の楽しさを横浜市とともに街ぐるみでアピールする展示会となっている。
各ブースの詳細は、追ってレポートする。
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