プレゼンに役立つ!iPhone用タイマーアプリ--「見えるプレゼンタイマー」

 「見えるプレゼンタイマー」は、プレゼンの所要時間をリング状に表示し、時間の配分および進捗を分かりやすく表示してくれるアプリだ。

  • メイン画面。中央に時間表示があり、その周囲にセクションの配分を示したリングが表示される

 プレゼン支援のアプリは数多く存在するが、そのほとんどはアラームによる残り時間の通知を主眼に置いており、画面上の表示はデジタル時計ないしは横長の進捗バーであることが多い。本アプリではリング状のデザインで時間配分が示されており、残り時間の割合を視覚的に把握しやすいことが大きな特徴だ。

 利用にあたっては、まず設定画面から、プレゼンの内容に即して「自己紹介」「サービス説明」などといったセクションを設定しておく。セクションは複数設定でき、ドラッグして並び替えることも可能だ。

 メイン画面に戻ってスタートボタンを押すと、中央の時間表示がカウントされ始め、同時にリングの色が時計回りに変化していく。これを見ることで、いま喋っているセクションの残りの割合がどのくらいかを把握できるというわけだ。配色が鮮やかなため、暗い室内でプレゼンをしている場合でも見やすい。

 中央部の時計はカウントアップのほかカウントダウンにも対応する。プレゼン支援アプリによくある「残り何分で通知」といった機能はないが、セクションが終了した際にサウンドやバイブで通知する機能は備えている。また、下段には次のセクションの内容も表示されるので、次に何を話せばよいかも確認しやすい。

 機能としてはシンプルだが、ありそうでないアプリであり、実用性は高い。インターフェイスについては、スタートと一時停止が別々のボタンに分かれていたり、カウントダウン中に設定画面を開いたら特に警告もなくカウントがゼロクリアされるなど、操作ミスにつながりやすいカ所があるので、今後はインターフェース面での進化も期待したいところだ。

  • まずは設定画面からセクションを設定する。ここでは5つのセクションが表示されているが、セクションの数は自由に変更できる

  • 個々のセクションについて、タイトルおよび時間を設定する。時間は最大で99分59秒まで設定できる

  • サウンドやバイブによる通知機能を備える。オンとオフがやや分かりづらいが、この例ではバイブレートがオンになっている。中央部の時計表示はカウントアップのほかカウントダウンに切り替えることも可能

  • カウントを開始したところ。中央部の時計がカウントされるとともに、セクションの色が変化していく。セクションごとのラップタイムを表示する機能はない

  • さらに時間が経過して残り少なくなってきたところ。リングの色については時間が経過するにつれ明るくなっていく仕組みだが、これは逆に暗くなっていく(グレーアウト)ほうがよいかもしれない

  • タイムアップになると超過時間が赤字で表示される

>>見えるプレゼンタイマーのダウンロードはこちらから

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