Microsoftの最高財務責任者(CFO)であるPeter Klein氏は米国時間1月24日、同社の第2四半期決算発表後の電話会議において、「Surface」タブレットの品ぞろえを拡充していくことをアナリストらにあらためて明らかにした。
Klein氏は同日の決算発表後に、今後のSurfaceタブレット製品について語った。とは言うものの、その詳細については明らかにしなかった。
Klein氏はアナリストの質問に答えて「第2四半期は、われわれのストアでの販売で、販路が限られていた。今後、(販路を)拡大していこうと張り切っている」と述べた。
また同氏はSurfaceについてのコメントのなかで「われわれはさまざまな地域に向けて販路を拡大していくとともに、製品ラインを拡充し、小売り販路を拡大し、取扱量も増やしていくつもりだ」とも述べた。
Klein氏はSurfaceが売り上げに寄与した点に何度もふれ、「第2四半期のWindows事業における売り上げの伸びにSurfaceが貢献したことは明らかだ」と述べた。
また同氏は、何気なく口にしたように聞こえる発言のなかに、重要な内容を織り込んでいた。「今後起こり得る興味深いイノベーションが浮き彫りになる(中略)ハードウェアとソフトウェアが緊密に統合された時、『Windows 8』の持つパワーが実証される」(Klein氏)
要するに、真に価値ある製品を作りたければ、これまでAppleがうまくやってきたように、ハードウェアとソフトウェアの双方を作り上げる必要があるというわけだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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