ドルフィン・ブラウザは1月21日、スマートフォン向けブラウザアプリ「ドルフィンブラウザ」Android版 9.2を公開した。Google Playでダウンロードできる。
今回、「共有」をキーワードに複数の新機能を搭載した。新機能の「Wi-Fiブロードキャスト」では、同じWi-Fiネットワーク上にいるドルフィンブラウザのユーザーとURLを共有することができる。
また、URLを長押しするすることで、閲覧しているウェブサイトをTwitterやFacebookに直接共有したり、Evernoteやboxに保存したりできる「ワンタップ共有」を備えた。ワンタップ共有ではサイトのスクリーンショットに注釈を手書きで追加して保存できる「アノテーション機能」も搭載する。
そのほか、Chrome、Firefox、Safari向けに提供する拡張機能(アドオン)と連携して、デスクトップ上のブラウザと閲覧ページやブックマークを同期できるクラウドサービス「ドルフィンコネクト」も提供する。拡張機能をインストールすると、ドルフィンコネクトを利用できることに加えて、写真やテキストなどを端末間で送受信することもできる。
これまで米MoboTapが提供してきたドルフィンブラウザ。2011年末には日本語版のドルフィンブラウザの提供を開始していたが、その後も徐々に日本への進出を進めてきたという。2012年8月にはインフィニティ・ベンチャーズLLPがとりまとめるファンドの出資を受け、日本法人となるドルフィン・ブラウザを設立していた。
今回元ブライトコーブ副社長だった須賀正明氏を代表取締役に迎え、日本市場向けの戦略を強化するとしている。
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