Facebookでハードウェアデザインおよびサプライチェーン担当バイスプレジデントを務めるFrank Frankovsky氏は米国時間1月16日、同社は「Group Hug」というかわいらしいニックネームを持つ最新のマザーボード仕様を「Open Compute Project」に提供したと発表した。このプロジェクトは、より効率的なコンピューティング基盤に向けた開発を促進するためにFacebookのエンジニアらが18カ月前に立ち上げたものだ。同プロジェクトはこれまでに、「Open Rack」仕様と「Open Vault」仕様を生み出している。
FacebookのGroup Hug仕様は特定のベンダーに依存しないマザーボードを可能にする。この仕様では1基の「PCI Express x8」コネクタを使用してシステムオンチップ(SOC)をボードに取り付けるとFrankovsky氏は述べた。Advanced Micro Devices、Applied Micro、Calxeda、IntelはすでにGroup Hugボードをサポートしている。
Frankovsky氏は、Group Hugについて、「さまざまなベンダーのCPUを1つのシステムに組み込めることを初めて示す」とカリフォルニア州サンタクララで開催されたOpen Compute Summitの参加者に対して語った。
Group Hugは、モノリシックなハードウェアデザインの現状を打破し、データセンターのオペレーターがより柔軟なシステムを構築できるように支援する、Open Computeの大きな目的の一部だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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