Facebookが「iPhone」用の「Facebook Messenger」アプリケーションをアップデートした。米国の利用者は、同ソーシャルネットワークサービス(SNS)上の友人と無料で音声通話できるようになった。
利用者は、知り合いの連絡先情報のページに「Free Call」というボタンが表示されようになったことに気づくだろう。このボタンをタップすると、相手にWi-Fiか電話のデータ通信を使って電話をかけることができる。
The Vergeによると、Facebookは米国時間1月16日から音声通話の機能を展開し始めた。VoIP機能は1月上旬にまずはカナダの利用者に試験提供されたが、米国で提供する準備が整ったと判断されたものと思われる。
通話機能により、Facebook Messengerは単なるSMSや「iMessage」の競合ではなくなった。同社はいまや、通信キャリアにとって真の脅威となる可能性を秘めているが、ここでさらに注目すべきは、ティーンエージャーの興味を引きつけられるかどうかだ。
Facebookは無料通話を擁し、若者を取り込むための基礎を築いた。ティーンエージャーは、(ほかの端末と)音声やデータの通信量を共有するプランあるいは制限付きのプランで「iPod touch」やスマートフォンを利用している。一番良く使うのはメールだろうが、時には電話をかけたくなることもあるだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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