「Graph Search」を使ってみよう。Facebookのエクスペリエンスが格段に向上するはずだ。同ソーシャルネットワークサービス(SNS)の検索が根本から変わったことにより、その利用性もがらりと変わるだろう。Graph Searchはあなたがどこに行くときも近くにそっと寄り添い、あなたが存在に気付きつつも覗き込むことのできなかった世界にいざなってくれる。
Facebookの最高経営責任者(CEO)を務めるMark Zuckerberg氏は米国時間1月15日、人や場所、写真、興味対象を見つけるための検索プロダクトを発表した。限定プレビュー版として提供開始されたこのGraph Searchは、ありふれた風景の中に潜んでいる情報を自然言語を使って見つけ出すためのツールである。
新しいツールをどう使うかはあなた次第。使い方は無数に考えられるが、どれもあなたのシナプスを刺激し、あなたをFacebookのとりこにするよう設計されている。
このツールを数時間試用してみて筆者が感じた第一印象を以下に紹介する。
きちんと機能するFacebookの検索エクスペリエンスの登場が遅すぎると批判する人もいるだろうし、これは正しい主張だ。しかし、Graph Searchは単なる一般的な検索エクスペリエンスを提供するものではなく、「発見」という、完全に新しいFacebookの利用法を作り出してくれた。
そう、Graph Searchでは、思い出や出来事をシェアするのに利用しているFacebookでなら探し出せるだろうと思っていたような物事を発見することができる。Facebookがとうとう、昔の写真や訪れた場所を思い出す機能を少なくとも提供してくれるようになったのである。残念ながら、現段階では、昔の近況アップデートや(音楽視聴などの)実際のアクションを掘り出すことはできない。
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