Appleが廉価版「iPhone」を発売するかもしれないと報じられている。
台湾のサイトDigitimesが米国時間1月8日午前にこのうわさを伝えたのに続き、Wall Street Journal(WSJ)は、Appleが廉価版iPhoneをおそらく途上国向けに、早ければ2013年内に発売する可能性があると報じている。
WSJは、複数の匿名の情報筋の話として、以下のように伝えている。
複数の情報筋の話によると、Appleはローエンド版iPhoneに取り組んでいるという。スマートフォンにおける同社の優位が崩れた今、これは大きな戦略変換だ。
Appleは何年もこのようなデバイスを模索してきたが、計画は進んでおり、廉価版iPhoneは早ければ年内に発売される可能性がある、と情報筋の1人は言う。
この廉価版端末は通常のiPhoneに似ているが、筐体はより安価で異なるものとなっている、と情報筋の1人は語る。Appleが考えた可能性の1つとして、ポリカーボネートプラスチック製の異なる筐体を使うことにより、この端末の原価を抑えることが挙げられる。他の多くの部品は同じままか、iPhone旧機種から再利用される可能性がある。
一方、これに先立つDigitimesの報道では、同端末は改良されたデザインにより大型の画面とQUALCOMM最新の「Snapdragon」チップセットを備え、「iPhone 5」よりもはるかに低価格で販売されると伝えている。
WSJは2011年2月にも、AppleがiPhoneの「およそ半値」で新端末をキャリアに販売するとのうわさを報じている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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