できることなら残業はしたくない、けれどしなくては仕事が終わらない…。世のビジネスパーソンの宿命とも言える残業。この残業時間を“見える化”し、自分がどれだけ働いているのかを把握できるのが、労働基準法をベースに社会保険労務士が監修した勤怠管理アプリ「残業メーターLite」だ。
使い方はいたって簡単。出勤したらアプリを起ち上げて「出勤」ボタンをタップし、退社時も同様に「退勤」ボタンをタップするだけだ。個人的なタイムカードとして毎日使うことを考えれば、これくらい楽な方がいいだろう。
自分の残業時間をチェックしたい場合は、「グラフを見る」ボタンをタップすれば累計の残業時間が見られるようになっている。ある程度の位置でグラフが平坦になっていれば、その時間で推移しているという意味で健全に労働していることになるが、右肩上がりになっていたら要注意。グラフの下の「残業っぷり判定」ボタンをタップして、現在の残業がどのレベルにあるのかを確認してみよう。ここで“ブラック企業級”などと判定されたら、上司に相談、あるいは「問い合わせはこちら」ボタンをタップして、専門家の判断を仰ぐというのもひとつの手だろう。
残業時間は日別でもチェックできる。週単位で残業時間を管理したいという人は、前日までの残業時間を確認して、「今日は早めに切り上げよう」「もう少し頑張ろう」といった判断を下すといいだろう。また、日付をタップすると時間の修正などができるほか、ちょっとしたことをメモしておくこともできる。たとえば上司からセクハラやパワハラを受けた時などに記しておくと、もしも何かあったときに役立つかもしれない。
メニューから設定へと進み、始業時間や1日の所定労働時間、みなし残業時間を入力したりと、自分用にカスタマイズすることも可能。非常に便利で、かつちょっとしたユーモアも楽しい勤怠管理アプリだが、有料版ではバックアップ機能も備えており、よりアプリを活用したいという人はこちらを試してみてもいいだろう。
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