クラウドサービスと連携可能なファイル管理ツールアプリ「SanDisk Memory Zone」

アプリ名:SanDisk Memory Zone(Ver.1.3.5)
金額:無料(2013年1月8日時点)
カテゴリ:ツール
開発:SanDisk Corp.
使用端末:LYNX 3D SH-03C
おすすめ度:★★★★☆

 DropboxやGoogleドライブなど、最近は大容量のクラウドストレージサービスが多く提供されるようになった。そうしたサービスを複数利用している人もいるかと思うが、それぞれのストレージに保存したデータを閲覧したり、管理したりするには別々のアプリを使う必要があり、管理が面倒なのが難点。そこで活用したいのが「SanDisk Memory Zone」だ。

本体のメモリやmicroSDだけでなく、各種クラウドストレージのファイルもまとめて管理できる
本体のメモリやmicroSDだけでなく、各種クラウドストレージのファイルもまとめて管理できる

 これは、スマートフォンの内蔵メモリやmicroSD内に保存されたファイルを管理するツール。一般的なファイル管理アプリと異なり、フォルダ単位でファイルを管理するはなく、写真や音楽、動画、ドキュメントと、種類別にファイルを管理できるのが特徴。フォルダを意識する必要がないことから、「画像を探したい」など目的がはっきりしている時はファイルを探しやすい。個々のファイルは内容を閲覧できるのはもちろん、内蔵メモリとmicroSDの間でファイルを移動をすることも可能だ。

 そしてもう1つの大きな特徴が、さまざまなクラウドサービスと連携できる点だ。このアプリでは、Dropbox、Googleドライブ、SkyDrive、Box、SugarSync、Picasa、そしてFacebookのアカウントを登録することにより、それぞれのクラウドに保存されたファイルを閲覧したり、ダウンロードしたりできるのだ。しかも登録できるクラウドサービスは1つだけでなく、複数登録することも可能。ファイルのアップロードはできないものの、1つのアプリから本体内とクラウド、双方のストレージを横断して管理できるのは非常に便利だ。

 ファイルの管理だけでなく、本体メモリに保存されているファイルをバックアップできるのもポイントといえるだろう。バックアップ先の対象としてはmicroSDだけでなく、Dropboxなどいくつかのストレージサービスも選択できる。クラウドにバックアップを保存しておけば、バックアップしたデータの安全性も高まるだけに、ストレージに余裕があるならば大いに活用したい。

 また、SanDisk Memory Zoneはメモリカードメーカーが提供しているだけあって、他にはないユニークな機能も備えている。それは、本体メモリのスピードを測定する機能。測定結果に応じて適したメモリカードを進めてくれる点は、メモリカードメーカーならではといえるだろう。

 クラウドサービスと連携できるアプリは多く存在するが、複数のクラウドサービスを横断的に利用できるものは多くない。用途に応じてさまざまなクラウドサービスを活用しているという人には、大いに役立つツールとなるだろう。

  • ファイルはフォルダ単位ではなく種別ごとに並べられ、閲覧や移動などの操作ができる

  • DropboxやGoogleドライブなど、さまざまな種類のクラウドストレージに対応。複数登録することも可能だ

  • 本体内のストレージと、クラウドストレージを横断して利用できるのが便利

  • 本体メモリのバックアップも可能。バックアップ先にはmicroSDだけでなく、いくつかのクラウドストレージも選択できる

  • 本体メモリの速度を測定する機能も用意されている点は、メモリメーカー提供のアプリならでは

>>「SanDisk Memory Zone」のダウンロードはこちらから

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]