RIM、特許訴訟和解でまず6500万ドルをノキアに支払いへ

Jonathan Skillings (CNET News) 翻訳校正: 緒方亮 福岡洋一2013年01月04日 11時59分

 Research In Motion(RIM)はNokiaに対し、両社間の特許訴訟における和解金の一部として6500万ドルの支払いを行う。

 この支払いはRIMが米証券取引委員会(SEC)に提出した最新のフォーム6-K文書から判明したもので、All Things Dが最初に指摘した。

 RIMとNokiaは現地時間2012年12月21日に和解を発表し、RIMがNokiaに和解金の一度限りの支払いをしたうえで、Nokiaの特許を使用する権利に対して「継続的な支払い」を行うことに同意したと説明した。その際、両社は支払いの金額を一切明らかにしなかった。

 新たにSECに提出された文書によると、新しい特許ライセンスの合意で両社間のすべての特許訴訟は終了し、Nokiaは米国、英国、カナダ、ドイツでのすべての訴訟を取り下げる。

 また同文書によると、RIMに対する訴訟で取り上げられたNokiaの特許は、次のようなテクノロジに関係するものだった。モバイルステーションにおける電力消費、ポイントツーポイントのショートメッセージングサービスを利用したネットワークアクティベーションサービスのスキーム、モバイル通信システムにおけるパケットモード伝送のためのセキュリティ改善スキーム。

 RIMがNokiaに支払う継続的なライセンス料の額は、このSECへの提出書類では明らかにされていない。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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