無線通信業界団体のCTIAはこれまで毎年2度のショーを開催してきたが、2014年以降は秋に1度だけカンファレンスを開催することを、米国時間1月2日に明らかにした。
米国の無線通信業界を中心とし、通信キャリアやハンドセットメーカー、そのほかの関連企業が加盟するCTIAはこれまで毎年2度のショーを開催してきた。春の大規模なメインショーと秋の企業中心のイベント「MobileCon」だ。CTIAは2013年については、これまで通り両方のショーを開催する予定だ。
競合するトレードショーとCTIA自身の加盟企業から圧力を受けて、CTIAはそれらのカンファレンスを統合し、秋に1度「スーパーショー」を開催する予定だ。CTIAはそのショーを「Super Mobility Week」と名付けた。
CTIAのショーディレクター兼バイスプレジデントであるRob Mesirow氏は、「このスーパーショーの規模は従来の2つのショーを合わせたものよりも大きくなると私は考えている」と述べた。
従来のメインのショーは長い間、その不幸な開催時期から、その他多くのイベントの1つと考えられてきた。CTIA Wirelessショーは、より大規模なConsumer Electronics Show(CES)とMobile World Congress(MWC)の後に開催される。そして、重要な発表の多くはたいていCESやMWCで先に行われる。秋に開催されるショーは毎年、春のショーより小規模で、参加者の数も限られている。
CTIAは年に1度開催される秋のショーに注力することで、ホリデーシーズン向けの製品発表を行う舞台を加盟企業に提供できると期待している、とMesirow氏はインタビューで語った。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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