2013年、キャリアアップのためにできる5つのこと

Sean Conrad (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子2013年01月08日 07時30分

 あなたのキャリアを開発し、進展させていくことは、結局のところあなた自身の責任である。以下は,あなたのパフォーマンスとキャリア開発を最適化し、キャリアアップの準備をするうえでできる5つの方法である。

 従業員、特にIT関係のプロフェッショナルはもはや、自らのスキルや才能、能力を培っていくうえで、雇用主に100%の支援を求めることができなくなっている。しかし、自らのキャリアを発展させていくためには、あるいはテクノロジの進歩に追随していきたいだけであっても、継続的なキャリア開発が不可欠となる。以下は、あなたのキャリアを統制していくうえで実践できる5つの方法である。

#1:パフォーマンス記録をつけ始める

 あなたは自らのパフォーマンスの波を定期的に記録しているだろうか?こういった記録には週次や月次でマネージャーに提出しているレポートは含まれない。ここで述べている記録とは、あなたの日々のパフォーマンスを、あなた自身が観察して記録したもののことだ。

  • あなたが達成したなかで最も誇りに感じているもの
  • あなたが失敗だと感じているもの、あるいは標準以下のパフォーマンスであったと感じているものと、そこから得た教訓
  • 受け取った謝意や、その他のかたちで表現された肯定的な評価
  • 受け取った批評(内容の妥当性は問わない)

 こういった情報の集積により、あなた自身のパフォーマンスと可能性に関する理解を深め、強みと弱みを洗い出せるようになる。また、この種のパフォーマンス記録によって週次や月次のレポート、あるいは年次の自己評価も書きやすくなるはずだ。しかしより大事な点は、これによってあなたの実力や、情熱の矛先、あるいはあなたが開発していくべき分野や、避けているものなどを洗い出しやすくなるところにある。洗い出した後は、そういった情報をあなたのキャリアの開発や進展に活用していくわけだ。

#2:フィードバックを求める

 パフォーマンスは定期的なフィードバックによって改善されるという調査結果がある。このため、あなたのキャリアを統制し、パフォーマンスを改善したいと考えているのであれば、他の人にフィードバックを求めるべきだろう。マネージャーや同僚、社内外の顧客に対して、あなたの仕事ぶりや、作業を改善するうえでできることを尋ねてみてほしい。フィードバックのエキスパートであるJamie Resker氏は、以下の2つの重要な問いかけをするよう勧めている。

  • 私が行っていることのなかで、効果がある、あるいは続けるべきものを1つ挙げるとすれば何になるでしょうか?
  • 私がより効率的に役割を果たすうえでできることを1つ挙げるとすれば何になるでしょうか?

 ここで重要なのは、強みと弱みを1つずつ挙げてもらい、それに取り組むことだ。複数の情報源からフィードバックを得られる場合、最も多く言及されている「ものごと」を洗い出した後で、あなたの強みを生かし、弱みを補強する取り組みに注力していくことになる。

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