2013年、キャリアアップのためにできる5つのこと - (page 3)

Sean Conrad (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子2013年01月08日 07時30分

#5:自らでキャリア開発の舵を取る

 われわれの多くはいまだに、マネージャーが開発作業を割り振ってくれるのを待つという罠にはまっている。しかし結局のところ、あなたのキャリアと、能力の開発はマネージャーの責任ではなく、あなた自身の責任なのだ。このため、今日からでもあなたの仕事をより良くするうえで必要となる知識、そして/あるいはスキル、経験について熟考してほしい。その後、あなたのキャリアを進展させるうえで必要な能力開発に取り組むべき分野を洗い出すわけである(これには、上の項目で解説したパフォーマンス記録が役に立つはずだ)。次に、どのようにすれば最高のやり方で能力を身につけられるのかを考えてほしい。見るのがいいのか、それとも聞くのがいいのか、あるいはやってみるのがいいのだろうか?独学の方がよいのか、それとも社会的な刺激が必要なのだろうか?こういったことを見極められたのであれば、学習のためのアクティビティと機会を洗い出す準備が整ったことになる。会社に対してどの程度のサポートを期待してよいものだろうか、またあなたは仕事の場以外でどういったことに取り組めるのだろうか?そういったことを考えた後で、講座やカンファレンス、Eラーニング、ポッドキャスト、ブログ、ニューズレター、職務の遂行、ジョブシャドウイング(職場見学)、メンターへの師事、ボランティア作業、さまざまな専門分野をまたがったチームによる共同作業といった、許されている機会すべてを利用して学習を開始するのである。

 詰まるところ、これはあなたのキャリアである。あなたのパフォーマンス、および能力の開発やキャリアの進展について積極的になるようにしてほしい。こういったことは、あなた以外には誰もやってくれないのである。

 筆者であるSean Conrad氏はIT分野でキャリアを積み、現在はエンドユーザー企業に対して人材管理ソフトウェアソリューションの構築支援を行っている。また同氏は、勤務先であるHalogen Softwareのブログにおいてキャリア開発とマネジメントのベストプラクティスに関する執筆を行っている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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