ミクシィは12月26日、SNS「mixi」上で提供しているメッセージサービス「mixi メッセージ」において、これまで一部のユーザーに対して提供してきたリアルタイムコミュニケーション機能を全ユーザーに拡大したと発表した。スマートフォンのブラウザからアクセスできる「mixi Touch」と、公式のiPhoneアプリにて同機能を利用できる。
この機能は10月30日より一部のユーザーに向けて試験的に提供してきたもの。その後メッセージの送受信が10%増加するなど、活発な利用がなされていることから、提供範囲を全ユーザーに拡大したという。
NHN Japanの「LINE」を始め、ディー・エヌ・エーの「comm」、カカオジャパンの「カカオトーク」、グリーがオーストラリアなど一部地域で提供する「GREE messenger」など、スマートフォン向けのコミュニケーションサービスが次々に提供されている。
mixi メッセージについても、今回の機能だけを切り出して専用のアプリとして提供するのかミクシィに問い合わせたが、「現時点では予定はない。SNSのサービスの1つとしての価値を最大化することに注力する予定。ただし、ユーザーの利用用途や状況を見て今後検討はしていく」(ミクシィ)としている。
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