Netflixによると、同社の動画ストリーミングサービスはクリスマスイブにあたる米国時間12月24日、南北米にわたって「すべてではないが多数の端末」上で利用できない状態になった。
一部の顧客に対しては、25日(クリスマス)の午前までこの状態が続いた。同社は米国太平洋時間25日午前8時45分、TwitterのNetflix USアカウントで、同サービスが「正常なストリーミングレベルに復旧」したことをツイートした。
サービスが利用できないというツイートに対し、Netflixが回答し始めたのは24日の午後1時前。Netflixはその約3時間後に、同社のメインTwitterアカウントで謝罪した。
Netflixは24日夕方近くのツイートで、「クリスマスイブにサービスが利用できないことをお詫びする。まったく困ったタイミングである。エンジニアが現在、復旧に取り組んでいる」と述べた。
Netflixは、今回の問題について「Amazon Web Services」サーバ上に原因があるとして、Amazonのエンジニアらとともに修復に取り組んでいると述べた。
夕方になってNetflixは、問題がまだ解決されていないことを明らかにし、復旧次第ツイートで報告すると約束した。
Netflixの広報を担当するJoris Evers氏は25日、米CNET宛てに電子メールで送信したサービス停止に関する声明の中で、「ストリーミングは、太平洋時間のクリスマスイブ夜遅くにほとんどの会員に対して復旧した」と述べた。
Netflixは、サービスが停止し始めたのは太平洋時間午後12時30分ごろとしている。サービスが利用できない端末は「最初は一部だったが、(午後にかけて)次第にその範囲が拡大した」とEvers氏は述べた。
「われわれは(中略)24日夜におかけしたご不便をお詫びする」、また「原因を調査中であり、再発防止に向けた対策を講じるつもりである」と25日付けの声明には記されている。
当然ながら、憤慨した多くの顧客がソーシャルネットワークを介してその怒りをぶちまけた。しかし、Rokuの開発者プログラムコーディネーターを務めるJoel Braverman氏は今回の問題の明るい側面をとらえている。
「@netflixのサービス停止のおかげで、9カ月後には適度な人口増加が期待できそうだ」と同氏は25日にツイートした。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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