グリーが「GREE messenger」を公開--海外App StoreとGoogle Playで

岩本有平 (編集部)2012年12月20日 02時16分

 NHN Japanの「LINE」を筆頭に、ディー・エヌ・エーの「comm」、カカオジャパンの「カカオトーク」、さらにはサイバーエージェントがリリースを予定する「DECOLINK」など、各社がこぞって参入するメッセージングサービス。今度はグリーが海外に限定してサービスの提供を開始した。

 グリーは、メッセージングアプリ「GREE messenger」をiOSおよびAndroid向けに提供開始した。現時点で、海外のApp Storeと、Google Playにて公開されているのが確認できた。それぞれ利用は無料で、App Storeでの公開は12月19日、Google Playでの公開は12月17日となっている。いずれも日本で登録しているアカウントでは利用できない。iOSに関しては、米国でも公開されておらず、オーストラリアでのみ利用できることが確認できた。(編集部注:その後、ニュージーランドおよびインドでの提供も確認された)

 電話帳やFacebookアカウントをもとに、友人とのメッセージをやりとりしたり、写真や動画の共有が可能。さらにいわゆる「スタンプ」の送信やグループチャットにも対応する。無料通話は提供されない。

 なお、グリーはメッセージングサービス「eBuddy」を開発するオランダのeBuddyへ出資している。このアプリはWindows Live MessengerやYahoo Messengerなど複数のメッセージングサービスのアカウントをまとめて利用できるというもの。こちらはこれまで通り提供がなされている。

 日本でのサービス提供などは不明。CNET Japanでは現在グリーに詳細を問い合わせている。

  • 「GREE messenger」のスクリーンショット

  • 電話帳などをもとに友人とのコミュニケーションができる

  • 「スタンプ」も用意されている

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