IBMのリサーチ部門は数年来、今後5年間でわれわれの生活を一変させるような新興のテクノロジに関する予測を発表してきた。「5 in 5」と呼ばれるこの年末恒例の5つの予測は、これまでに「Siri」や、全てにおけるスマートフォンへの依存、リアルタイムの音声翻訳など、現在ではおなじみの文化的試金石の登場を正確に予測してきた。
2012年は特に顔と、そこで感じる五感(触覚については手などあらゆる部位で感じることになるが)に注目し、一層大胆なアプローチをとってイノベーションの未来を予測している。
IBMは、45代目の米大統領が就任する2017年までには、デバイスを通して物に触れ、実際には触れていないその表面を感じたり、デジタルの味蕾でダイエットを促進したり、コンピュータに独自の嗅覚を持たせたり、また視覚や聴覚の面でも新たな支援を得ることができるようになるとしている。
IBMは、これをまとめてコグニティブコンピューティング(Cognitive Computing)と呼んでいる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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