バカと呼ばれてもおかしくないほど、iPadを使い込んだ著者による「iPadバカ」の第2弾。iPad miniも発売され、試したアプリは2000種類にも上るという。電子書籍を読む、スケジュールを管理する、名刺を整理するといった用途に応じて、目的にぴったり合うアプリを次々に紹介している。各アプリを実際に使い倒した実感を伴うアプリを紹介していることにより、読者は自分がまさに求めていたアプリを簡単に発見できるだろう。
iPad miniの登場で、iPadを購入しようと考えている人は、iPadにするかiPad miniにするかをまず迷うはずだ。本書では、やりたいことに応じて、iPadの方が適している場合と、iPad miniの方が適している場合が明確にされているので、まだ迷っているという読者には、とても参考になるはずだ。自分がやりたいことがはっきりすれば、どちらのiPadを購入するべきかは自然に決まる。
また本書で、興味のあるアプリをチェックしておけば、アプリを試しに買ってみたが失敗だったという経験をしなくても済む。たとえば名刺管理アプリは、多数リリースされているが、無料で試せるライト版が用意されていないものも多い。しかしすでに著者がいろいろと試してくれた結果を教えてくれるのでムダがない。自分で試すためのお金と時間を節約できる上、著者ならではの活用法も知ることができる。iPadと一緒に手元に置いておきたい1冊。
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