Appleが「Mac」の製造作業の一部を米国に移管する予定だ。同社最高経営責任者(CEO)のTim Cook氏が、ここ数日間のうわさを認めた。
Cook氏はBloombergのインタビューに応じ、米国外で現在行われているMacの製造作業の「一部」を米国の工場に移す予定であることを明らかにした。2013年から徐々に製造を開始するという。
「かなり以前から取り組んでいて、実現に近づきつつある」とCook氏は述べた。「2013年に実現する予定だ。組み立てだけならばもっと早く実施できたかもしれないが、もっと大きな移行を目指している。移行の範囲はより幅広い」(Cook氏)
Cook氏によると、Appleは米国内でのMac製造に1億ドルを投じるという。Appleが社内でMacを製造するわけではないものの、その資金を負担する意向であると、同氏は述べている。
Cook氏は、2013年のいつから製造を開始するのかを明らかにしなかった。またMacのどの機種が米国内で製造される予定であるかも明かしていない。NBC Newsは米国時間12月6日、同日の東部標準時午後10時に同局で放映されるCook氏のインタビューで、米国内で製造されるMacの機種を同氏が明らかにすると発表している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」