グアテマラ共和国警察は現地時間12月5日、ウィルス対策ソフトウェア企業McAfeeの創業者であるJohn McAfee容疑者を不法入国で逮捕した。McAfee容疑者は、中米の国ベリーズで起きた殺人事件について警察に捜索されていた。
Associated Pressによると、同国のMauricio Lopez Bonilla内相は、McAfee容疑者がグアテマラ市近郊の高級な地域にあるホテルで、インターポール捜査員の協力により逮捕されたと語った。またReutersによると、Bonilla氏は、グアテマラ政府が同容疑者の国外追放を検討していると語ったという。ただし、McAfee容疑者に対する国際逮捕状は出ておらず、また同容疑者がどの国に送還されるのかは今のところ不明だという。
この67歳のMcfee創業者は、隣人の射殺事件に関連してこの数週間にわたりベリーズ当局から追われており、保護を求めて最近グアテマラに入国していた。McAfee容疑者は、建築業者で飲食店オーナーで近隣に住んでいたGregory Faull氏が頭部を撃たれて死亡しているのが見つかった11月12日以来、逃亡を続けていた。
McAfee容疑者とFaull氏は、McAfee容疑者の犬と武装した警備員をめぐって争っていたと報じられている。McAfee容疑者は事件当日、Wiredとのインタビューで、犯人は実際にはFaull氏ではなく自分を狙っていたと思う、と語っていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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