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アマゾンのベゾスCEO、AWSを語る--「Kindle」やトヨタ生産方式との類似性 - (page 2)

Larry Dignan (ZDNet.com) 翻訳校正: 川村インターナショナル2012年12月05日 07時30分
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 しかし、革新は常に楽しいわけではない。「しばらくの間は、失敗したり、誤解されたりすることをいとわない気持ちも必要だ。少しでも批判されることが嫌なら、どうか新しいことはしないでほしい」(Bezos氏)

 成功する発明とは、顧客にとって魅力的な物事を中心に展開するものだ、とBezos氏は付け加えた。速いペースでもっと多くの実験を行う必要がある。実験のペースを上げなければならない。AWSは、顧客がより速いペースで実験を行うのを支援するサービスだ。Bezos氏はそう語った。

 AWSに関して最も驚いたこと。最も驚かされたのはAWSの成長率だ、とBezos氏は述べた。「政府や教育機関、企業の間でこれほど支持されていることは、私にとって非常に大きな驚きである」(同氏)

 消費者が企業を牽引している。「もしあなたのビジネスモデルが誤った情報を与えられた顧客に依存しているのだとしたら、すぐにビジネスモデルの変更に取り組んだ方がいい」(Bezos氏)

 SalesforceとAWSの関係。AWSの成功の要因はSalesforceとの統合だけではない、とBezos氏は述べた。AWSがうまくいっているのは、無駄がなく、価格設定が適切で、信頼性が高いからだという。

 新興企業。クラウドが革新と起業家に何をもたらすことができるかという問題は、野球に例えて言うと、まだ序盤のイニングにある、とBezos氏は述べた。

 企業と新興企業は同じ顧客集団だ。両者の顧客ニーズはそれほど違わない。「誰もが低コストと信頼性、革新的なサービスを欲している」(Bezos氏)

 ライバルおよび顧客としてのNetflix。AmazonとNetflixはビデオ分野ではライバル同士だが、そのことは問題ではない、とBezos氏は述べた。「われわれはAmazonの小売と同じだけAWSのNetflixのことも気にかけている。われわれは『Prime』インスタントビデオでは競合かもしれないが、AWSのNetflixのために毎日懸命に努めてもいる。われわれが行っていることの本質は、そのレイヤの標準化だ。Amazonの小売はそのレイヤの標準化から恩恵を受けることができる。カスタマイズされたものは、それほどうまく機能しない」(同氏)

 1万年時計。Bezos氏は、長期的な思考を象徴化するために開発された1万年時計をほしがっている。その時計は山腹をくりぬいて作られ、区切りの時を示す5つの空洞を持つ、とBezos氏は述べた。5つめの空洞は1万年が経過したときに音を鳴らす。

 Blue Origin。Bezos氏のサイドプロジェクトは、再使用可能な宇宙船の開発を目指している。Blue OriginはAWSの顧客でもある。人類が宇宙を旅する種族になるつもりなら、われわれは練習をして、コストを低く抑え、安全に実行する必要がある、とBezos氏は述べた。目標は宇宙旅行を民主化することだ。

 起業家への助言。流行に乗ってはいけない、とBezos氏は話した。「波がやって来るのを待ち、その波は自分が情熱を持てるものでなければならない。宣教師の方が傭兵より優れた製品を作る。私はいつでも傭兵よりも宣教師を必要とするだろう」(同氏)

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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