Microsoftは、「Windows 8」を10月26日にリリースして以来、同OSのライセンスを4000万本販売したという。
「Windows」担当最高マーケティングおよび財務責任者のTami Reller氏が、米国時間11月27日に開催されたCredit Suisse Annual Tech Conferenceでこの数字を発表した。
Microsoftはこれまで、「Windows 8」の販売本数について、リリース直後の3日間でWindowsのこれまでのバージョンに対するアップグレードライセンスを400万本販売したこと以外発表していなかった。MicrosoftはWindows 8を10月26日に一般リリースしている。
この数字は、「Windows 7」の販売と比較した場合、どのようになるか?Microsoftは、Windows 7の発売を開始した2009年10月下旬から2009年12月までの同OSライセンスの販売について、6000万本と発表している。つまり、これは、2カ月間で販売されたWindows 7のライセンス本数となる。これまでのところ、Microsoftは、Windows 8のライセンスを1カ月間で4000万本販売している。
Reller氏は、Microsoftのタブレット/PC端末である「Surface RT」の販売台数については発表しなかった。同製品も10月26日に発売されている。同氏は、MicrosoftがSurfaceの「Windows 8 Pro」版である「Surface Pro」を2013年1月に発売する予定であることについては、再度言及した。
Reller氏は、Windows 8とSurfaceに関する同氏の発表の冒頭の25分間の大部分を割いて、Microsoftの設計理念を改めて説明した。同氏は、いくつかの統計値を引用して、ユーザーらがWindows 8搭載のPCおよびタブレットについて、市場に提供されているものと今後数カ月のうちに提供される予定のものを含めて、好意的に評価していることを示した。
「39.99ドルで、『Windows 7』がさらに優れたものになる」とReller氏は述べた。
Windows担当プレジデントを務めていたSteven Sinofsky氏が退職したため、Reller氏は、Windows部門を担当する2人の主要な統括者のうちの1人となっている。もう1人は、新しくWindowsエンジニアリングを統括することになったJulie Larson-Green氏だ。Sinofsky氏の突然の退職は、数週間前に発表された。
Reller氏はこのほか、発表の中で以下のようないくつかの統計値を示した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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