スマートフォンの不満のひとつに“バッテリの保ち”がある。極端な例だが、朝は満充電だったのに、昼には半分以下になり、帰宅するころにはなくなってしまうという状態だ。
現行機種では、バッテリの大容量化やプリセットされたバッテリ管理機能により改善傾向にあるものの、常駐系アプリを多く利用するとやはり保ちは悪くなる。常駐系アプリはスマートフォンにとって悩ましい問題だ。常駐することで起動が速くなったりリアルタイムに動く反面、バッテリ消費が激しくなる。つまりはトレードオフの関係だ。
ではどうすればスマートフォンのバッテリを長く保たせられるのだろうか。実は効果的にバッテリ消費を抑えられるポイントは3つある。それは、“液晶の明るさ”と“常駐アプリ”そして“通信制御”である。今回紹介する「Battery+」は、特に通信制御に特化したバッテリ節約アプリだ。
使い方は簡単。アプリを起動して設定画面の「有効にする」にチェックを入れるだけだ。あとは状況によって「画面OFF中の通信」をどうするか決めればよい。常時通信するようなアプリを利用していないのであれば、画面OFF時の通信は必要ないので、「Wi-Fiを制御する」を有効化し、「通信モード」を「通信しない」にしておけばよい。
また「回線復帰タイミング」を「画面ON時」にしておけば、接続の手間も省けるだろう。ちなみに、画面OFFから切断までのタイミングは初期値で15秒だが、任意の時間も設定できる。
ウィジェットも用意されており、元となる「Battery+ ON/OFF」や、通信に関する「モバイルデータ ON/OFF」「Wi-Fi ON/OFF」「Bluetooth ON/OFF」などが設定可能。ホームに通信機能のスイッチを設定していないなら、これを機にぜひとも設定しておきたい。
>>「Battery+」のダウンロードはこちらから
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