Appleブログ9to5macによると、Appleのデスクトップおよびノートブック向けOSの次期メジャーリリースは再び、「iOS」搭載端末搭載の機能を取り込む見込みであるという。
同ブログは米国時間11月19日、信頼できる情報筋の話として、Appleが「iPhone」「iPod」「iPad」に搭載されている音声アシスタント「Siri」の統合を追加する計画であると伝えている。
Appleは2012年に入り、「OS X 10.8」(Mountain Lion)に音声入力機能を追加しており、既にこの方向に向けて最初の一歩を踏み出している。OS X 10.8は7月にリリースされた。この音声入力機能では、ユーザーがマイクに向かって話した内容をテキストに変換することができるが、音声によるクエリをコンピュータ上の動作に置き換えるというその次の段階には対応していない。
9to5macの記事は、AppleがSiri以外にも同社独自のマップも「OS X」内に追加する予定であると伝えている。これは特に、開発者が自身のアプリケーション内で同機能を使用できるようにするためであるという。Appleは6月に開催した年次開発者会議で同社の「Maps」を発表したが、それはiOSのみを対象としたものだった。また9月には、「iOS 6」の一環として同機能を正式にリリースしたが、評価は賛否入り混じったものとなっている。
AppleはOS Xのメジャーリリースの開発サイクルを短縮している。Mountain Lionは、その前の「Lion」からわずか1年間でリリースされた。iOSとOS Xは現在、どちらも同じ上級幹部のCraig Federighi氏が統括している。同氏は以前、Macグループのみを統括していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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