ドコモ、spモードの障害で最大270万人に影響

 NTTドコモは、11月14日の18時1分~19時43分にわたり、spモードサービスが利用しづらい障害が発生したことを発表した。全国の最大270万人に影響が出た可能性があり、同日の20時30分時点で480件の問い合わせがあったとしている。ドコモは8月にも通信設備の故障でネットワーク障害を起こしている。

 障害の原因は、spモードの運用・監視をする保守ネットワーク設備の増設工事の際に、一部の設定漏れがあり、保守ネットワークに輻輳が発生。その輻輳が商用ネットワークにも波及し、spモードメールなどのサービスがつながりにくくなった。

 今回の障害についてドコモは「設定漏れがなぜ起きたのかということも含めて、全体のプロセスを確認している」とコメント。より詳細な原因を特定次第、再発防止に向けた対策を打ちたいとしている。

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