米国時間11月14日、Facebook株式約8億株が取引可能になった。しかし、今回だけは、強気筋が歓呼の声を上げている。
換言すると、14日、より多くの内部関係者が自らの株式を売却できるようになったにもかかわらず、Facebookの株価が急上昇した。株価の終値は13%増の22.36ドルで、これは、5月に38ドルで同社株式の取引が開始されて以来、株価が急落するのを見てきた投資家にとって、歓迎すべき急上昇だ。
14日のロックアップ解除は、5月以来で最も大量のFacebook株式が市場で売買可能になったことを意味する。多くの人はFacebookの株価が下落すると予測していたが、実際には、大半の投資家は自分の株式を手放さずにいるようだ。
その理由の1つは、人々がFacebookの事業、特にモバイルへの積極的な取り組みに対して、より強い安心感を抱くようになったことかもしれない、とSterne AgeeのアナリストであるArvind Bhatia氏は述べた。
Bhatia氏は米CNETに対し、「過去のロックアップ解除の際には、ファンダメンタルズに関して多くの疑念があり、それがより積極的な売却につながった。今回の特定のロックアップに関しては、自分の保有する株式のロックアップが解除される人々が、ファンダメンタルズとFacebookがモバイルへの移行に成功しているように見えることに関して、これまでより強い安心感を抱いている」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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