Facebookは米国時間9月4日午後、米証券取引委員会(SEC)への提出書類の中で、創設者であり最高経営責任者(CEO)であるMark Zuckerberg氏は「少なくとも12カ月間は株式を売却する意図がない」と述べた。
この書類が提出された4日、Facebookの株価は再び下がり、1.8%下落して最安値となる17.73ドルで終わった。この株価は、5月中旬のIPO価格である38ドルから54%以上の下落だ。
Zuckerberg氏はIPOの直後、約11億ドル相当の株式を売却した。Facebookによると、税金の支払いのための売却だという。Zuckerberg氏は、「クラスB」株式(議決権の多い株式)をまだ5億400万株保有しており、4日の時価は89億ドルとなる。
Facebookは、同社の2人のディレクターであるMarc Andreessen氏とDonald Graham氏が税負担のためにのみ株式の売却を予定していると述べた。両氏とも、個人の持ち株は売却しないつもりだ。
Facebookは4日の提出書類で、一部の社員が保有する株式を売却できる日付を11月14日から10月29日に繰り上げた。9月3日以前は、いわゆロックアップ(売却禁止)期間が終了する11月14日以降に、10億株以上の株式が市場に出回る可能性があった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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