多くの問題を抱えたスマートフォンメーカーResearch In Motion(RIM)がついに、同社の次世代スマートフォン「BlackBerry 10」を発表する日を確定した。
RIMは米国時間11月12日、2013年1月30日に複数のイベントを開催し、同社の最新「BlackBerry」を世界に向けてリリースすると述べた。RIMは、同社初の「BlackBerry 10」スマートフォンとして、完全なタッチスクリーン搭載端末と同社の現行主力製品ライン「Bold」に似た端末の2機種を発表する予定である。これらに加えて、同プラットフォームに関するさらなる詳細を発表する予定である。
BlackBerry 10は、経営再建に向けてRIMが最善を尽くしている最後の賭けである。一時はスマートフォン業界における主要な企業として高い評価を得ていたRIMだが、Appleや「Android」搭載スマートフォンによる寡占状態の始まりとともに、同社の拠点市場である北米での市場シェアは近年、低下している。
RIMのスマートフォンは今でも、BlackBerry端末の高いセキュリティ性を好む一部の企業ユーザー、企業、政府機関に支持されている。しかし、これまでBlackBerryを使用していたユーザーの多くは、「iPhone」やAndroid搭載端末へとますます流出している。
RIMは2012年10月下旬、同社の端末に対する世界中の通信事業者50社による試験が開始されたと述べた。試験開始は、同社端末の準備が進んでいることを示す大きな兆候である。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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