ローカルレビューサイト大手のYelpは米国時間11月1日、2012年第3四半期の決算を発表した。売上高は、前年同期比63%増の3640万ドルだった。
1日の四半期決算発表で、Yelpは200万ドル(1株当たり3セント)の純損失を計上した。前年同期には、380万ドル(1株当たり24セント)の損失を計上していた。
また、Yelpによると、累積レビュー数は前年同期から49%増加し、月間ユニークユーザー数は前年同期比37%増の約8400万人だという。
Yelpは今回の決算発表で、2012年1月から9月までの純売上高が前年同期の5840万ドルから65%増加して9640万ドルだったことを明らかにした。
決算発表の電話会見で、最高経営責任者(CEO)のJeremy Stoppelman氏はモバイル端末におけるYelpの成長をアピールした。同氏によると、Yelpのモバイルアプリケーションは第3四半期中に毎月約800万台のモバイル端末で利用され、Yelpでの検索のうち約45%は、同社のモバイルアプリケーションを利用して行われているという。
Stoppelman氏はさらに、先ごろ実現したAppleの「iOS 6」との統合が特に功を奏していると述べた。Yelpは現在、「Siri」と「Maps」に公式に統合されている。
Yelpによると、2012年第4四半期の売上高は前年同期比62%増となる4000万~4050万ドル、2012年通期の総売上高は前年比約64%増の1億3640万~1億3690万ドルになる見通しだという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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