会員1億8700万人を擁するビジネス向けネットワーキングサイトのLinkedInが報告した2012年第3四半期の利益は、ウォール街の予想をやすやすと上回った。同社は2012年通期の売り上げ見通しも上方修正した。
LinkedInは全体として力強い成長を見せ、売り上げは前年同期比81%増の2億5200万ドルとなった。アナリストは売り上げを2億4400万ドルと予想していた。純利益も前年同期比で増加し、1株あたりの利益は22セントと、ウォール街の予想の2倍に達した。
LinkedInの最高経営責任者(CEO)を務めるJeff Weiner氏は声明で、次のように述べた。「LinkedInは力強い第3四半期を達成し、当社の鍵を握る業績および財務指標はすべて堅調な成長を示している。ここ数カ月は、当社の歴史において製品開発の最も重要な期間となった」
LinkedInで最も力強い伸びを示しているのは、同社が「Talent Solutions」と呼ぶサービスで、ここではヘッドハンターなどが人材を探せるよう支援する製品への課金で利益を得ている。以前「Hiring Solutions」と呼んでいたTalent Solutionsによる売り上げは、前年同期比95%増の1億3840万ドルとなり、LinkedInの総売上高に占める割合は前年同期の51%から55%に増加した。
その他の分野については以下の通りだ。
2012年通期の売り上げ予測についても、LinkedInはこれまでの9億1500万~9億2500万ドルから9億3900万~9億4400万ドルに上方修正した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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